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蓄電池はレンタルすると損するの?!?!

2022.02.04

蓄電池の基礎知識
蓄電池はレンタルすると損するの?!?!

蓄電池を導入すると電気を効率的に使えるようになり、災害時の備えにもなります。ただ「蓄電池っていいものなのは知っているけど本体代金が高いから悩んでいる」や「できるだけ安く導入したい」と思っている方も少なくないと思います。

最近では蓄電池も購入だけではなく初期費用を抑える為にレンタルする方も増えてきました。今回は蓄電池を導入するにあたって購入とレンタルどちらがお得かを検証します。

蓄電池をレンタルするメリット

初期費用を抑えることができる

蓄電池レンタルのメリットは、何と言っても初期費用がかからないことですね。

蓄電池を購入すれば、100万円以上の費用がかかりますが、レンタルにすると初期費用大幅にカットできます。販売店によりますが工事費も毎月のレンタル料金に含まれているところも多い為、月々の支払いの負担は小さくなります。さらに、定期的に行うメンテナンスや、廃棄にかかる手間や費用が発生しません。

更に、太陽光発電と同時に蓄電池を導入する場合には、両方の機器購入費用や工事費用を合わせると高額な費用になってしまいますがレンタルなら初期費用を抑えられるため、同時導入がしやすくなるでしょう。

蓄電池の導入後も手間や費用がかからない

蓄電池のレンタルでは料金に工事費だけでなく、メンテナンス費用などが含まれている場合が多いです。

また、蓄電池が故障して使えなくなった場合も廃棄する時は業者がやってくれる場合が多いので、廃棄の手間も費用も必要ありません。

購入した場合、メンテナンス費用や修理費用は保証内容に含まれていなかった場合は自費で行わなければならないので、費用を抑えたいという人にもおすすめですね。

蓄電池をレンタルするデメリット

蓄電池のレンタルには、デメリットもあります。

蓄電池のレンタルを途中解約すると違約金がかかる

リースの契約は10年~15年使用することを前提としているため、契約期間中に解約すると違約金がかかってしまいます。

それを考えると蓄電池を使って絶対に電気代の節約をしたいと考えている方は、現在の電気利用料金から本当に導入するメリットがあるのかどうかを確認しておくと良いでしょう。

長期間使用する場合には、レンタル料金のほうが購入費用より高くなる可能性もあるので、将来的なコストを計算する必要があります。

蓄電池のメーカーや機能などが制限される

最も大きいデメリットは、レンタルの蓄電池は、メーカーや容量が指定されていることです。メーカーや性能を自分で選ぶことができない点もデメリットです。

10年、20年とレンタル料金を支払い続けても、蓄電池が自分のものにならない点にも注意しましょう。

蓄電池を長期間使用する場合は高くつくことがある

蓄電池のレンタルは月額約4000円~5000円からとなっており、10年契約の場合は約60万円と購入するより安くなっています。

ただ、この契約を20年以上継続した場合は、購入するほうが安くなる可能性があるんです。

購入する場合、初期費用は100万円以上になりますが、その後のメンテナンスや修理費用は販売店によりますが、保証で賄うこともできます。

レンタルの場合は30年間利用する場合は180万円ほど必要になるため、長期間利用するという場合はレンタルよりも購入したほうがずっとお得になる場合があります。

蓄電池のレンタルが向いている人

上記で蓄電池をレンタルする際のメリットとデメリットを紹介してきました。

レンタルをするのに向いている人や家庭の特徴を知っておくのも良いですね。

①初期費用を抑えたい

②貯蓄を減らしたくない

③蓄電池の容量が電力量に合っている

上記3点が当てはまっているという方はレンタルで蓄電池を導入しても良いかもしれません。

蓄電池の購入が向いている人

一方で、しっかりと自分で蓄電池の種類を決めたいという方や、長期間蓄電池を使用するという方であれば購入したほうが良いでしょう。

蓄電池を購入する方が向いている人や家庭の特徴は以下の通りです。

①契約期間によって行動や選択肢を縛られるのが苦手
②機器を自分で自由に扱える点にメリットを感じている
③長期間使用したい
④家庭のライフスタイルや設置目的にかなった蓄電池を自由に選んで設置したい

この4点が当てはまる場合、蓄電池レンタルよりも購入の方が向いているかもしれません。購入する場合は初期費用をできるだけ安く抑えつつ、長期間使える製品を選びましょう。

蓄電池はレンタルと購入結局どちらがいいの?

蓄電池のレンタルサービスのメリットとデメリットについてご紹介しました。レンタルという手段で蓄電池を導入する場合「初期費用を抑えることができる」という非常に大きなメリットが存在しています。しかし、レンタルすることで「家庭に合う蓄電池を導入できないかも…」や「長期間利用すると費用が高くなってしまう…」というデメリットもあります。「結局、購入するのとレンタルではどっちがお得なの?」ということかもしれませんが、この点に関しては各家庭状況や考えによって異なります。例えば、とにかく初期費用をかけずに蓄電池の導入をしたいという方で、ご自宅に最適な蓄電池をレンタルしている会社が見つかったのであれば、レンタルサービスの方が要望に合うかもしれません。しかし、何度も言うように蓄電池は、導入後10年、20年と長期間使用し続ける設備となりますので、「同じ蓄電池をできるだけ長く使用したい!」と考えている方であれば『購入』して導入するのが最もお得になると思います。

まとめ

今回は蓄電池をレンタルする際のメリットとデメリットを紹介してきました。

初期費用を抑えたい人など特別な事情がある場合は、蓄電池のレンタルを選択するのも間違いではありませんね。

一方で、しっかりと自分で蓄電池の種類を決めたいという方や、長期間蓄電池を使用するという方であれば購入したほうが良いでしょう。

ご自身の状況をふまえて、「購入」か「レンタル」を選択することが重要です。

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