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蓄電池の賢い使い方

2022.02.04

蓄電池の基礎知識
蓄電池の賢い使い方

蓄電池に関するお問い合わせもたくさん頂いておりますが、浸透し始めたのがここ数年ですので、「実際はどうなんだろう?」と気にしている方が増えてきました。そこで、今回は少しでも長く蓄電池をお使い頂くための使い方や、効率的な蓄電池の使い方についてお伝えしていきます!

蓄電池の運転モード

一概に蓄電池といっても、様々なメーカーのものや機能面でもたくさん種類があります。そこで蓄電池のモードについてみていきましょう。

経済優先モード

安い深夜電力を蓄電池に貯め、昼間の太陽光発電が売電していない時間帯に蓄電池から放電し、光熱費を安く抑えるモード

環境優先モード

太陽光発電でつくられた電気を売るのではなく、まずは蓄電池に貯め、夜に蓄電池から放電することで、電気の購入をなるべく減らし、環境に貢献するモード

蓄電優先モード

万が一の災害などによる停電に備え、なるべく蓄電池に多くの電気が充電されているように保っておくモード

太陽光発電と併用することで弱点を補う

太陽光発電は太陽の光がないと発電出来ない為、日の上っていない時間は高い電気を購入するしかない。という弱点がありますが、蓄電池と併用することで補う事が出来ます。

蓄電池を少しでも長く利用する為に気を付けるポイント

蓄電池の寿命については約20年~30年と言われていますが、どうせなら少しでも長い間使い続けたいですよね!そこで、蓄電池を長持ちさせる為に気を付けたいポイントをいくつかお伝えしますね。

過充電と過放電

蓄電池が満タンの状態で、さらに充電を続けると蓄電池に負荷がかかり寿命を早める原因になります。また、蓄電池が空っぽなのに放電し続けるのも劣化を進める原因になるので気を付けましょう。最近の蓄電池には自動で充電量を調整して、容量が満タンの状態や空の状態にならないようにしてくれるものも出ているのチェックしてみましょう。

高温になる場所に設置しない

蓄電池を劣化させるもう一つの大きな要因となるのが高温環境です。高温な状態で蓄電池を使用していると、蓄電池の劣化が進みます。高温状態で充電まで行うと、さらに高温になってしまって最悪故障の可能性もあるので気を付けましょう。

蓄電池の多くは屋外に設置しますが、その際も直射日光が当たるような場所は避け、家の北面や東西面がおすすめです。

蓄電池は使い方によっては寿命を延ばせるが、いずれは故障する

設置環境や使用方法に気を付ければ、寿命が過ぎた後にも蓄電池を使い続けることが出来ます。年数が経つにつれて蓄電池の容量が下がっていってしまうので、最終的には動作時間が短くなったり、機能を維持するのが難しくなってしまいます。

耐久年数はかなり長いものですが、半永久的に使えるものではないということを覚えておきましょう。

蓄電池の寿命についての詳しい記事はコチラ

蓄電池の寿命って・・・?

まとめ

蓄電池の寿命は約20-30年といわれています。買い替えを考えるならその時期を目安に考えるといいでしょう。ただ、寿命が来てもすぐに使えなくなるわけではないので、なるべく長持ちさせる使い方を心がけるという方法もあります。日頃の使い方が寿命の長さを左右することを覚えておきましょう。

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