蓄電池のメリット・デメリット
2022.01.24
こんにちは!
昨今普及し始めている蓄電池ですが、「蓄電池ってあったほうがいいの??」「蓄電池ってなぜ皆、導入しているの?」「蓄電池っていい話しか聞かないけどデメリットってあるの?」と様々な疑問をもっている方も多いのではないでしょうか。
今回は蓄電池についてのメリットとデメリットをお話していきますね!
目次
メリット
エネルギーを効率よく使える
太陽光発電と併用して使用することで購入電カを大幅に削減することができます。太陽光発電と蓄電池の組み合わせは相性バッグンなんです!ご家庭のライフスタイルや目的にあわせて「太陽光の売電量をアップさせる」または「太陽光発電で賄えない夜などの時間帯の電気をカバーする」ことができます。
深夜の安い電力を充電して、太陽光発電で電力がカバー出来ている時間帯には放電せず、太陽光発電で賄えない時間帯の電気をカバーすることができます。
災害時や停電時でもしっかりと利用することができる
ここ近年で地震や台風などの自然災害を経験し、近年はとても防災意識が高まった方も多いと思います。蓄電池は蓄電した電気を災害時にも使うことができるので安心です。
特に小さなお子様やお年寄り、病気を抱えた方がいらっしゃるご家庭では電気は重要なライフラインですよね。蓄電池は、もしもの時にもしっかりと備えることができる非常に便利な設備ですよね。
製品によりますが、停電時に使いたい家電製品をあらかじめ設定しておくことができ、12~24時間連続で使用可能な製品もあります。また、日中は太陽光発電の発電量に余裕があれば蓄電池への充電もできる製品もあるので、さらに安心です。
環境に配慮した生活ができる
蓄電池を利用すると、電力の必要量が最も高くなる昼間の時間帯の電気の使用量を減らすことは、CO2排出量の多い火力発電所の発電電力を減らすことにも繋がるため、 地球温暖化などの環境問題への対策にもなります。
環境問題に配慮した生活をしたいという方にとっては、非常に関心が高まる設備ですよね。
ハイブリット蓄電池なら太陽光パネルのパワコンの寿命を伸ばす事ができる
通常、太陽光で作った電力を家庭で使用できるようにするためには「パワーコンディショナー」という機械で電気を変換する必要があります。しかし、一般的にパワーコンディショナの保証期間・寿命は10〜15年といわれています。蓄電池の中には、この太陽光で作った電気も変換できる「ハイブリッド蓄電池」というものがあり、これを導入すると以下のメリットがあります。
・太陽光パネルのパワーコンデショナーを新しいものに替えることができる
・パワーコンデショナーより高性能で電気の変換効率が良い場合は、売電量の増加も期待できる
デメリット
初期費用投資が高い
導入のための費用が高いという点も、蓄電池のデメリットのうちのひとつかもしれません。メーカーや機種によって差がありますが、よく購入される蓄電池の費用目安は以下となります。導入する蓄電池の種類によります。
・低価格帯の蓄電池・・・約60~100万円
・通常価格帯の蓄電池・・・約100~200万円
・ハイスペックの蓄電池・・・約200万円~
このようにお伝えすると、「参入メーカーが増えて、今後もっと安くなるなら、購入するのはもう少し待った方がいいのかな?」とお考えになる方もいらっしゃると思います。
しかし、プロの間では、今後、蓄電池の価格はこれ以上は下がらない、と予想されています。そのため、安易に蓄電池の導入を先延ばしにしてしまうと、補助金などの適用タイミングを逃して逆に損してしまうこともあります。
蓄電池の値段や相場については↓で詳しく解説しています。
蓄電池の補助金の事に関しては↓
設置スペースが必要
蓄電池は、設置するためのスペースを屋外か屋内に必要です。
目安としては「エアコンの室外機より少し小さいくらい」のサイズで、事前にスペースを考えておく必要があります。また、場所だけでなく「直射日光が当たらない」「高温や低温になりすぎない」などいくつかの条件もあります。屋内型の場合は、多少の音が発生する機器ですので、ベッドルームなど、静かに過ごしたい部屋への設置は避けたほうがいいかもしれません。
まとめ
今回は蓄電池を導入するにあたってのメリットとデメリットをお話していきました。
まとめると
メリット
・エネルギーを効率よく使える
・災害時や停電時にも使える
・環境に配慮した生活ができる
・ハイブリット蓄電池ならパワコンの寿命を延ばすことができる
デメリット
・初期投資費用が高い
・設置スペースが必要
この記事を参考にしていただき、自分の場合は蓄電池を購入したほうが良いのかどうか、正しく判断できるようになって頂けたら幸いです。