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蓄電池と太陽光パネルを併用するメリット

2022.04.11

蓄電池の基礎知識
蓄電池と太陽光パネルを併用するメリット

蓄電池を導入を検討されるお客様の中には同時に太陽光パネルを一緒に設置される方も多いと思います。そこでよくご質問をいただく内容として、「蓄電池メーカーと太陽光パネルの相性っていいの?」「蓄電池と太陽光を組み合わせるメリットは何なの」などのご質問をよくいただきます。

今回はそんな蓄電池と太陽光パネルの相性やなどについて徹底解説していきます。

太陽光パネルと蓄電池を併用するメリット

蓄電池と太陽光パネルを組み合わせることで、どのようなメリットがあるのでしょうか。

電気代削減が期待できる

太陽光パネルは、太陽の光があたる環境下であれば十分に発電することができます。なので、昼間に作った電気を使うことができますが、太陽の光が当たりにくくなる悪天候の時は昼間に比べて十分に発電することができない為、電力会社から電気を買う必要があります。

しかし、蓄電池があれば昼間に作った電気を貯めておくことができるので夜間に蓄電池で足りない分だけを電力会社から買うので買電量を減らすことができます。

非常用の電源として備える事が出来る

太陽光発電で作った電気が貯まっていれば、災害時や停電時に電気が使えなくても長時間の放電には適していませんが、電気を使うことができます。

FIT終了後でも安心

太陽光パネルの固定買取期間10年を過ぎると、売電単価が下がります。(FIT法)しかし蓄電池を導入していると、既存の太陽光発電システムに家庭用蓄電池を連携させることで、この問題を解決できると言われているので、急激に蓄電池の需要が高くなっているのです。そうすれば、夜間も太陽光パネルで作った電気を利用できるようになるため、全ての電気を自家消費に切り替え、FIT終了後は光熱費0円住宅を目指す!ことが可能になるというメリットがあります。

太陽光パネルを効率的にする蓄電池の選び方

では、太陽光パネルを効率的に使うための蓄電池の選び方を各ポイントごとに解説していきます。

容量・寿命

蓄電池の容量とは電気を貯めておける量のことで、kWhで表しています。メーカーによって容量の大きさは異なりますが、家庭用は1kWh~10kWhが一般的です。また、蓄電池にも寿命があり、充放電を繰り返すと経年劣化で少しずつ容量が減少していきます。

充放電の回数は、充放電で1回=1サイクルと表され、サイクル数5000回や8000回などと表示されています。その回数はあくまでも目安ですが、そのサイクル数に到達すると蓄電池のメーカーや種類によっては性能が急激に低下することがあります。

HEMSなど他の電気システムとの連携

蓄電池を活かすためには、太陽光発電やHEMS(消費エネルギーを一括で管理できるシステム)など電気システムとの連携が大切です。

HEMSと蓄電池を連携することで、蓄電池の充放電状況や蓄電残量を確認でき、使用できる電気量を知ることができます。家庭内の全てのエネルギー関係を一括管理できるので、蓄電池を活用しながら節電効果をより高めたり、電気代などを大幅に削減できるお手伝いができる省エネシステムです。

補助金

蓄電池は容量やメーカーによって差がありますが、年々価格は下がってきています。以前にお求めやすくはなりましたが、再生エネルギーのさらなる導入促進のため、多くの自治体で補助金を交付しています。
自治体によって申請金額や助成率は異なるため、まずは申請する自治体に問い合わせてみましょう。

まとめ

今回は、既に太陽光発電パネルを設置しているご家庭で、蓄電池の導入を検討した場合にどのようなメリットがあるのか。ということを解説していきました。上記の通り太陽光パネルと蓄電池は非常に相性が良い設備となっているため、災害への備えや電気代削減を目的として導入をする方が非常に増えています。

太陽光パネルを付けているご家庭で、蓄電池を検討しているかたは是非一度ご相談ください。

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