ニチコンの蓄電池のメリットは寿命だけ?!
2022.02.09
今回は、蓄電池のトップメーカーに君臨するニチコンの蓄電池についてご紹介と性能や特徴を比較検討したいものだと思います!ここではニチコンの蓄電池にスポットを当て、寿命以外のメリットをわかりやすくご紹介します。
目次
蓄電池のニチコンってどんなメーカー?
ニチコンは京都に本社置き、世界でも有数の電子機器メーカーです。
特にコンデンサと呼ばれる電子部品で高い支持率を得ています。
蓄電池において、世界的なシェアを誇っている企業トップメーカーです。ニチコンが生産する蓄電池は、10年、20年という長期間での使用にも耐えられるように開発されており、長寿命なことが特徴と言われています。
ニチコン蓄電池の特徴
それでは、ニチコンが製造、販売する蓄電池の特徴をご紹介していきましょう。
業界最大クラスの大容量・高出力
ニチコンの蓄電池は消費者として非常に嬉しい10kwh以上と大きめのサイズのラインナップが豊富です。ニチコンの蓄電池で、新しいリチウムイオン電池が搭載されている機種の中には、12kWhの大容量を実現しているものも販売されています。また、現在販売されている蓄電池で、最大の容量の16.6kwhの蓄電池はニチコンの製品になります。さらに非常に高い充放電能力を持っており、短時間で電気をたくさん充電し、必要なときにはしっかりと使うことが可能です。
また、停電時には蓄電システムから電力供給に自動で切り換わる仕様になっていますので、万一の場合も安心です。
幅広い設置環境に対応している!
ニチコンの蓄電池は、幅広い設置環境に対応しています。設置可能温度が-30℃~+40℃までの製品もあり、酷寒地域などでも問題なく設置ができます。このように「設置スペースや、環境を選ばないという」特徴は、蓄電池の導入ハードルを下げることもできますよね。
ニチコン蓄電池のデメリット
ここからはニチコンの蓄電池のメリットとデメリットをご紹介します。
デメリットというより、そのデメリットは家庭環境によっては、そうではない方もいらっしゃいますので、「あまり向いていない方」としてご紹介していきますね。
価格
ニチコン製の蓄電池は上記にもお話した通り、容量の大きい10kWh以上の商品がたくさんあります。容量が大きいほど、1度に蓄えられる電気の量は多いのですが、本体価格がその分比例して高額になる傾向があります。
一番人気のある11.1kWhのもので、150~250万円ほどで販売されていることが多いようです。初期費用をなるべく抑えて蓄電池を導入したいと検討されている方には、少し不向きかもしれません。ただ国の補助金制度などを使ってお得に導入できる場合もあるので下記の記事を参考にしてみてください。
設置スペースが必要
ニチコンの蓄電池は屋内設置は出来ないので、屋外にスペースが確保できないという場合には、他のメーカーの機種を選ぶ必要があります。また大容量タイプの蓄電池は基本的に屋外設置のみになります。
ニチコンの蓄電池のメリット
続いて、ニチコンの蓄電池のメリットをお話していきます。様々なメリットがあるので参考にしてみてください。
電気自動車と相性がいい
ニチコンは他メーカーに先駆けて「ハイブリッド蓄電システム」を採用しています。特に電気自動車との相性が良く、V2H(電気自動車に蓄えた電気を家庭で利用するシステム)に関しては後付けでの設置も可能になっています。蓄電池を太陽光と連携したハイブリッド型の蓄電池としてまず導入しておいて、後から電気自動車と一緒にV2Hスタンドを導入するということも出来ます。
メーカーを問わず様々な太陽光発電と組み合わせが可能
既に導入しているの太陽光発電に影響を与えず、メーカーや保証等を気にせずに導入できる「単機能型」の蓄電池が多く発売され、人気を集めています。
「太陽光発電を設置したばかり」「太陽光発電の保証がまだ残っている」という方でも、既存の太陽光発電システムに影響を与えないので、パネルのメーカーや保証などを気にせずに導入することが出来ます。
ニチコン蓄電池の賢い選び方は?
では、どのような点に気をつけて蓄電池を購入すればいいのでしょうか?詳しく解説していきます。
適正な相場で蓄電池を購入
ここ数年、蓄電池の価格は低下している為、導入するハードルは下がってきたといえるでしょう。しかし、何百万と高額な買い物になるのでしっかりと国の補助金や、いろんなニチコンの蓄電池の見積もりをして適正な価格で購入しましょう。
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家庭環境にあった蓄電池を選択
停電時にどこまでの家電製品を使いたいかによって選ぶ蓄電池は変わってきます。ご家庭の環境(人数、電気使用量など)によっても大きく変わってくる部分です。蓄電池の容量が大きければ大きいほどたくさんの家電を同時に使え、価格もやはり高額になってきます。「本当にそこまで必要か?」という見極めも非常に大切です。
ご家族の将来や災害時の具体的なイメージを持ち、納得できる蓄電池を選びましょう。
まとめ
ニチコンの蓄電池の特徴について、まとめていきました。
電気自動車との相性を考えるなら、ニチコンの蓄電池がオススメです!
大容量タイプがよく、屋外設置ができて、将来的に電気自動車を導入する予定がある方は是非検討してみてはいかがでしょうか。